物理おすすめ参考書
1.宇宙一わかりやすい高校物理
「力学・波動」と「電磁気・熱・原子」の2冊に分かれています。
この本は物理の教科書として使うことができるとても分かりやすいです。
分厚く2冊に分かれているので取っ付きにくいと感じるかもしれませんがイラストが豊富でとても分かりやすいです。
非常に初学者の人におすすめです。
教科書は文字が多くて訳が分からないイラストが欲しいと思っている人に最適な参考書です。
練習問題も付いており取り外し可能で使いやすいです。練習問題を使って内容を理解できているのかどうかを確かめることができます。
面倒くさくなり「練習問題をしたくない」と思うかもしれませんが頑張ってください。そこが踏ん張りどころです。
この本を何度も繰り返し内容を完璧に理解することができればセンターや共通テストで8割を取ることも夢ではありません。
博士やリス君というキャラクターとともに勉強を進めていくのですがその2人のやり取りがとても面白いです。
「力学・波動」では博士とリス君だけなのですが「電磁気・熱・原子」はそれに加えてクラゲちゃんも入ってきます。最初はクラゲちゃんが博士とリス君の間に入ってきた邪魔な存在のように思いましたが途中からクラゲちゃんのことも好きになり3人のやり取りが面白く「もっと早く進めたい」という気持ちになったのは私だけではないはず。
この参考書のヘビーユーザーなので熱が入りすぎてしまいました。
この参考書はとてもよくこの本だけの効果ではありませんが物理は共通テストで令和4年度は90点、令和5年度は92点取ることができました。
この本は物理という科目の基盤となるところを作ってくれます。基盤がないとそのあと難しい問題をどんなに解いたとしても身に着けることが難しくなります。
2.良問の風
問題集としてはこの本が最も良い本だと思います。
問題数は約150問
問題のレベルは初心者の問題からMARCHレベルだとされています。
難しい問題だけというわけではないので先ほどの「宇宙一分かりやすい高校物理」が終わった後にするとちょうどいいかもしれません。
解説は取り外すことができるので問題と解答を見るために何度もページをめくる必要がなく非常に使いやすいです。
基本的な問題や王道問題が記載されているので効率よく学習を進めることができます。
一度間違えた問題を何度もやることが大切で何度も繰り返すことで知識の定着を図りましょう。
正直この2種類の参考書と教科書、過去問そして授業だけで物理は勉強していたので私にとってはこれだけで十分だとは思います。
3.名門の森
この参考書はなかなかの上級者(最低でも偏差値60越え)の人向けの参考書だと私は思います。
始めるときは良問の風が一通り解き終わり8割以上理解している状態でないと厳しいと思います。
レベルとしては医学部医学科や難関国公立でしょうか
私はこの本を購入しましたが難しかったのでやる気がなく自習室で他の受験生を威圧するための本として使っていました。
解説は丁寧なのですができないところが多すぎてやる気がなくなってしまいました。
もっとちゃんと勉強してから始めるほうがよかったです。
問題は良問ばかりで使いこなせる人にはとてもおすすめの本です。
番外編.教科書
物理の教科書は写真も豊富で面白いです。
とはいっても全く分からない状態で教科書を見ると訳が分からなくて物理が嫌いになってしまう人がいるかもしれません。(私の友達はそうでした)
しかし、一通り勉強をした人(特に浪人生)は物理教科書を見るとその面白さに気が付くかもしれません。
意外と詳しいことまで書いてあるので驚くかもしれません。
物理というものを学ぶためにはすごくいい本です。
また、参考書は入試問題をもとにして作成されていますが入試問題は教科書を参考にして作成されていることが多いです。つまり、源流である教科書を理解すればいいのです。
あまり多くの参考書を解説できませんでした。「この参考書のことは言っていないじゃないか!」と思われたかもしれません。本当にすいません
私が使っていた参考書はこれだけなので仕方がないのかもしれません。
逆に言えば、上にあげた参考書は私が使用した参考書ですので自信をもってお勧めできます。
物理の勉強で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
受験勉強頑張ってください。