光の色
光の色は絵の具などの色とは違うことを知っていますか?
色の三原色はシアン、マゼンダ、イエローであるのに対し、光の三原色は赤、緑、青となっています。
そして三原色を合わせた際にできる色は違います。
色の三原色の場合は小学校や中学校の美術の時間に試してみたことがあると思いますがいろいろな色を混ぜると最後には黒色になります。
これは容易に想像ができます。
では光の三原色の場合はどうなるのでしょうか?
赤、緑、青を合わせると白色になります。これは色の三原色の場合と大きくかけ離れているので最初は理解しにくいかもしれません。
つまり、白い光には赤、緑、青が含まれているということです。
光で黒を作り出すことはできず影が黒ということです。
光は電磁波
電磁波の中で人間の目で見ることができる光を可視光といいます。
つまり光は電磁波の一種だったのです。
波長の違いが色の違い
可視光の波長はだいたい360nm~760nmです。どの波長まで見えるのかは個人差があるので大まかな数値と思ってください。
可視光のうちで波長が短い光は紫色、波長が長い光は赤色です。
虹は太陽光が分かれたもの?!
太陽光はいつも見ている通り白色ですね。そして光には白色にすべての色が含まれています。
つまり、虹は白の構成成分が分かれたものが見えているのです。
光の波長によって屈折率が異なります。そして屈折率が異なることにより白い光からいろいろな波長に分かれていきます。
このように分かれることによって虹ができています。
虹はガラスでできているプリズムではなく雨などの粒で同様のことが起こってできています。
白の光がすべての色を合わせたものだとは想像もできないですね。
私は中学生の時にこの子のを知り、ずっと納得できずにいました。結局高校生になるまで理解できませんでした。高校で物理を選択していなかったらいまだに理解できていなかったかもしれません。
光の話はこのほかにも波なのか粒なのかというとても難しそうな問題などいろいろな話があって面白いです。